PKSプラクティショナーとは?

Peter Koenig(ピーター・カーニック)氏が開発した「マネーワーク」と「ソースワーク」を十分実践でき、人に伝える能力を有している人のことを、「ピーター・カーニック・システム プラクティショナー」と呼んでいます。「ピーター・カーニック・システム プラクティショナー」は、The Done Process(ダン・プロセス)を経て誕生し、世界中で活動をしています。

※「ソースワーク」のプラクティショナーでなくても「マネーワーク」のプラクティショナーにはなれますが、「マネーワーク」のプラクティショナーでなければ、「ソースワーク」のプラクティショナーにはなることはできないという決まりがあります※

ピーター・カーニックが語るPKSプラクティショナーとは?

ピーター・カーニック氏(グローバルソース)Introduction of Global Source

「ライフから生まれるソース・プリンシプル」・「ライフを取り戻すマネーワーク(ライフマネーワーク)」の提唱者。スイスのチューリッヒを活動拠点とする。「人とお金の関係」、そして、最近は「アイデンティティと起業家精神」に関する独創的な研究とワークショップでよく知られている。1980年代初頭からマネーについての現象学の研究を行い、プレゼンテーションや小グループでオリジナルな研究を実施。ジュネーブでMBAを取得した後、企業の管理職向けのトレーニング、リーダーシップ教育、戦略立案プロセスを支援するビジネスを展開。

1987年、企業や非営利組織向けの財務と組織の独立コンサルタントとして活動を開始。1994年、自身の研究を土台に、最初の「マネーについてのワークショップ」を開始。1999年にMoney & Business Partnershipに関する新しい国際会議をスタート。2009年、500人を超える起業家、及び会社や団体の創設者を対象とした調査を行い、「ライフから生まれるソース・プリンシプル」に関するアイデアの精緻化を開始した。

著書:『30 Lies About Money: liberating your life, liberating your money』(2025年邦訳出版予定)

PKS プラクティショナーの条件

①継続すること

Continuation

プロジェクション(投影)をしていると気づいたら、リクレイミングし続けることが大切。自分へのリクレイミングワークを継続していくと、プラクティショナーとしての品質が向上していく。

②正確さ

Accuracy

The Done Process(ダン・プロセス)を経たプラクティショナーにとって、ピーター・カーニック氏が創ったオリジナルの原型に対しての「正確さ」はとても大切。

この「正確さ」に沿った上で、プラクティショナーは、ピーターのオリジナルの原型をベースにした独自のバージョンを創作することが推奨されている。

③ソースを認識し尊重する

Recognition &
Acknowledgement of Source

「誰が誰から”Done”を受け取ったのか」を見えるようにしておくことが大切。「ある人がソースワーク&マネーワークをデリバリーできる能力があるかどうか」は、その人に”Done”を渡すプラクティショナーが知っていて、責任をもって、”Done”を伝える。そして、”Done”を受ける人も同じタイミングで知っていることが大切。その時が、新しくプラクティショナーが誕生する時となる。

加えて、あなたに貢献してくれた人達のことも、あなたがイニシアティブを語る際に尊重することが大切。

PKSプラクティショナー

吉原 史郎 & 吉原 優子の場合

吉原史郎

Shiro Yoshihara

Natural Organizations Lab(株)共同創業者
ピーター・カーニック著書『30 Lies About Money』監訳者・翻訳メンバー(2025年出版予定)
日本初のピーター・カーニック・システム・プラクティショナー(PKSプラクティショナー)
(2023年にトム・ニクソンから「The Done Process(ダン・プロセス)」を受ける)

循環畑を通じて芽生える「野菜は自然と育つ」という意識のもと、「いのちの循環」の視点から経営を再考案する取り組みを実践。また、「循環の暮らし」を土台とする哲学も探究している。神戸大学経営学部卒業後、事業再生下でのリゾートホテル経営、三菱UFJリサーチ&コンサルティングを経て、NOL創業。 『ティール組織』(英治出版)の原著『Reinventing Organizations(組織の再考案、以下RO)』を2015年に日本で初めて要約、2018年から著者フレデリック・ラルーと親交を深め、著書『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』を出版。「ティール組織 with 循環畑」の実践は、世界のROコミュニティーから出版された書籍『Adventures in Reinventing Work(働き方を再考案する冒険)』にも紹介された。

2022年に「ライフから生まれるソース・プリンシプル」提唱者のピーター・カーニックから直接その源泉を学び、日本初のPKSプラクティショナーとなる。ピーター・カーニックの著書『30 Lies About Money』を監訳・翻訳中。日本においても、「PKSプラクティショナー達の集い(オリジナルマスタークラス)」を主催し、ピーター・カーニックやトム・ニクソンを含む海外との協働探究を進めている。

著書:『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』(大和出版)

翻訳書:『自主経営組織のはじめ方(2020年)』(英治出版)/ 『[新訳]HOLACRACY(ホラクラシー)(2023年)』(英治出版)

吉原優子

Yuko Yoshihara

Natural Organizations Lab(株)共同創業者
ピーター・カーニック著書『30 Lies About Money』監訳者・翻訳メンバー(2025年出版予定)
ピーター・カーニック・システム・プラクティショナー(PKSプラクティショナー)
(2023年にトム・ニクソンから「The Done Process(ダン・プロセス)」を受ける)

循環畑 実践観察家。ICC国際コーチング連盟認定資格取得。京都大学法学部卒業。2006年関西電力入社。 長期成長戦略策定に携わる。 2011年オーダー靴の靴職人として修業を開始し、 2013年に「ユメノハキゴコチ」を開業。「オシャレ× 履き心地が良い」ハイヒールを探究し製作する。 靴づくりで土に還らないゴミが出ていくのを目の当たりにし、 自然の循環とは何かを考え始めた時、自然農法・ 無肥料栽培に出会い、様々な先駆者から学ぶ。 2017年Natural Organizations Lab株式会社設立。 循環を活かした畑を作ることができる方法を日々実践研究中。

2023年夏、トム・ニクソンとパートナーのアグネスと共に、イギリス ブライトンでも循環畑を始める。

世界中での活動

1.ピーターのエネルギーフィールド

ピーター・カーニック氏のエネルギーフィールド
– Creating love in business –

ピーター・カーニック氏がグローバルソースとなるイニシアティブのフィールドマップです。
世界中で約50名が活動をしています。

2.海外の実践者たち

Others working with source

『Work with Source』著者のトム・ニクソン氏がグローバルソースのピーターの紹介と共に、実践者たちの一覧(更新時の情報)を作っています。