#16 『30 Lies about Money』をどのような人に読んでもらいたいと思いますか?
ピーター・カーニックの著書『30 Lies about Money』をどのような人に読んでもらいたいと思うか?ピーター・カーニック自身に深掘りインタビューしました。
ピーター・カーニック
「LIFEから生まれるソース・プリンシプル & LIFEを取り戻すマネーワーク」提唱者・創始者
スイスのチューリッヒを活動拠点とする。「人とお金の関係」、そして、最近は「アイデンティティと起業家精神」に関する独創的な研究とワークショップでよく知られている。1980年代初頭からマネーについての現象学の研究を行い、プレゼンテーションや小グループでオリジナルな研究を実施。ジュネーブでMBAを取得した後、企業の管理職向けのトレーニング、リーダーシップ教育、戦略立案プロセスを支援するビジネスを展開。1987年、企業や非営利組織向けの財務と組織の独立コンサルタントとして活動を開始。1994年、自身の研究を土台に、最初の「マネーについてのワークショップ(LIFEを取り戻すマネーワーク)」を開始。1999年にMoney & Business Partnershipに関する新しい国際会議をスタート。2009年、500人を超える起業家、及び会社や団体の創設者を対象とした調査を行い、「LIFEから生まれるソース・プリンシプル」に関するアイデアの精緻化を開始した。
著書:『30 Lies About Money: liberating your life, liberating your money』(現在、邦訳中)
インタビュアー:小野義直
株式会社アンド 代表取締役
商品・事業開発、組織・人材開発などの現場に溢れる問題から解決すべき課題を抽出し、解決に必要なプランニングを支援する探究コーチです。エグゼクティブやプロジェクトチームが創造性を発揮できるよう、「答え」よりも「問い」を大切にし、対話や共創を促して新たな可能性を引き出します。
課題解決の経験を基に、10年前から高校の探究学習の専任講師として高校教育にも携わっています。高校生には、自分の頭で深く考え、批判的かつ客観的に判断し、行動すること、そして探究活動を通して自分の大好きなことを見つけることの大切さを伝えています。
「種をあたためる人」として、種から発芽する生命の神秘と不思議に触れ、土を夢中で掘り没頭することで自身を解放し、感性と直感力を磨いています。
著書に「ビジネスフレームワーク図鑑」と「思考法図鑑」(共に翔泳社から出版)があり、これらの書籍の元になっている探究・プランニングに関する情報サイト「探究.com」を運営しています。また、ピーター・カーニック著「30 Lies About Money」の監訳も担当し、2024年冬に出版予定です。