◇ 開催趣旨

「お金はパワーか?パワーはどこにあるのか?」
皆さんなら、この問いをどのように考えますか?

これらの問いは、資本主義による高効率な金銭的利益の追求、そして、モノ化社会へと進んでいる日本において、正面から向き合う価値のある問いであると感じています。

「お金はパワーか?」
この問いに、あなたはどう答えるでしょうか?
答えるまでに、少し戸惑いがあるでしょうか?

もしそうであるならば、
「パワーはどこにあるのか?」

お金?会社?それとも組織?

ピーターは著書のなかで、独自の視点を示しながら、これらの問いを私たちに問いかけてきます。

お金や行きすぎたルールによって本来、私たちが持っているエネルギー(いのちのパワー)を奪われているといったことはないでしょうか。

「私たちは、心の奥底から湧き上がってくるエネルギー(いのちのパワー)をどのように取り戻していくのか?」

このイベントが皆さまの仕事や日常のエネルギーを取り戻す一つのきっかけとなることを主催者一同、願っております。

◇ こんな方におすすめ

🍂経営者・経営幹部の方
  • これまで築き上げてきた組織文化・企業文化を大切にながら、多様な働き方や生き方を大事にしたい若手人材に選ばれ続けたい方
  • 次の代にバトンを渡すことを考え始めているが、本当に大切にしていること、大切にしたいことを共有していきたいと思っているが、どう進めていったらいいかわからない方
  • 個を尊重し、多様性を大事にしたいと思っているが、一方、組織としてこれまで大事にしてきたことを失ってしまいそうで、どうバランスを取ればいいかわからない方
🍂学生さんや若手社会人
  • 「自分の生き方」、「愛してやまないこと」について模索してみたい方
  • 自分の本当にやりたいことがわからないが、とにかく就職しなければいけないと焦っている方、面接で話す言葉は自分の言葉ではないように感じている方
  • 自分の本当にやりたいことがわかっていて、自分の創造性を発揮したいが、そのような場所が社会にないと感じている方、または自分のオリジナルは社会に必要とされていないのではないかと感じている方

◇ イベント概要

○日時:2024年9月21日(土)13:30-17:30 
○会場:有限会社人事・労務 (MAP)
 〒111-0036 東京都台東区松が谷3丁目1−12− 5階
 TEL 03-5827-8217

○セミナープログラム

13:20~ 開場
●『30Lies aboutマネー』の日本語訳の一部ゲラを配布

13:30~14:00 第0部  チェックイン&ウォーミングアップ
● 今日の流れのシェア:吉原史郎氏 & 矢萩大輔
 ・お金から「いのち」を取り戻し、お金とライフに「いのち」を吹き込むシリーズ
 ・ライフの視点からお金をみる。人生においてお金との関係をどうしていくのか?
  どう生きるのか?どう働くのか?との繋がりを大切にしたい
● チェックイン(お近くの方と二人一組で)
● ライフの視点から『30Lies aboutマネー』執筆の思いをシェア
 ピーター・カーニック氏

14:00~15:10 第1部  特別対談編
●『30Lies aboutマネー』を読んだ「学習する組織・システム思考」の第一人者
 小田理一郎氏・ピーター・カーニック氏・監訳者の小野義直氏との特別対談!
 ~Relationship with Money(人とお金との関係性)~
 モデレーター:吉原史郎氏

 (休 憩)

15:25~16:35 第2部  追求編
「お金はパワーか?パワーはどこにあるのか?〜ライフからお金を捉える〜」
~日本語訳の一部ゲラについて、ピーターと共にさらに考える~
モデレーター:吉原史郎氏
・参加者同士の探究対話&ピーターとの質疑応答

 (小休憩)

16:45~17:15 第3部  応用テーマ編 
「パワーについて、‟へテラルキー” &ライフ から生まれるソース・プリンシプル の視点からも事例を交えて考える!」
~「パワーは会社にあるのか?社長にあるのか?」~
スピーカー:吉原史郎氏 & 矢萩大輔 
モデレーター:金野美香

17:15~17:30 謝辞 / クロージング
※「ピーター・カーニック特別インタビュー動画」の紹介
 ~「ライフから生まれるソース・プリンシプル」~

○参加形式: オンライン
○セミナー参加費用: 8,000円(税込)

○お支払い方法: お振込み または eumo
 ページ下部のお申込みフォームよりお申し込み後、返信にて詳細をご案内いたします。
 *上記以外のお支払いはできません。

○定員: 70名

○申込期限: 2024年9月20日(金)まで

○キャンセルについて:
キャンセルはお受けしていません。
よくご確認の上、お申し込みをお願い致します。

○参考資料
  • NEWSPICKS Education:学習する組織(システム思考)とソース・プリンシプルの出会い
    https://education.newspicks.com/education-magazine/source-principle-event
  • 提唱者が語る! 人間らしい自然なビジョンの創作を可能にする「ソースプリンシプル」&「マネーワーク」
    愛してやまないことを取り戻す「マネーワーク」とは?
    愛してやまないことを創作する「ソース・プリンシプル」とは?
    https://bizzine.jp/article/detail/9173
  • 参考動画「ライフから生まれるソース・プリンシプル」~「ライフ(人生)全体からワーク(仕事)を見る」とは?~
    https://junkan-aida.com/s01/

◇ スピーカー

ピーター・カーニック氏

https://peterkoenig.typepad.com

「LIFEから生まれるソース・プリンシプル & LIFEを取り戻すマネーワーク」提唱者・創始者

スイスのチューリッヒを活動拠点とする。「人とお金の関係」、そして、最近は「アイデンティティと起業家精神」に関する独創的な研究とワークショップでよく知られている。1980年代初頭からマネーについての現象学の研究を行い、プレゼンテーションや小グループでオリジナルな研究を実施。ジュネーブでMBAを取得した後、企業の管理職向けのトレーニング、リーダーシップ教育、戦略立案プロセスを支援するビジネスを展開。

1987年、企業や非営利組織向けの財務と組織の独立コンサルタントとして活動を開始。1994年、自身の研究を土台に、最初の「マネーについてのワークショップ(LIFEを取り戻すマネーワーク)」を開始。1999年にMoney & Business Partnershipに関する新しい国際会議をスタート。2009年、500人を超える起業家、及び会社や団体の創設者を対象とした調査を行い、「LIFEから生まれるソース・プリンシプル」に関するアイデアの精緻化を開始した。

著書:『30 Lies About Money: liberating your life, liberating your money』(現在邦訳中)

小田理一郎氏

有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役

米国オレゴン大学経営大学院経営学修士(MBA)修了。人や組織が自律的に目的を達成する効果的な仕組みをつくるための組織変革のスキルを2年間の米国留学で学び、多国籍企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として、営業、生産、サプライ・チェーン、開発などさまざまな分野で業務・組織変革の実践に取り組む。

2002年、企業の社会的使命の追求と非営利組織マネジメントの強化のためのコンサルティング提供のため独立、その後米国で法人化。2005年には、日本で有限会社チェンジ・エージェントを設立。人材育成、組織開発、チェンジ・マネジメントのための研修、コンサルティング、ファシリテーション、講演、執筆に従事している。2008年よりピーター・センゲ氏設立のSoL(組織学習協会)の日本コミュニティを設立し、日本での組織学習実践家たちのコミュニティを運営し、2012年よりグローバル組織での理事を務める。

主な著書:『学習する組織入門』
主な訳書、解説書:
アダム・カヘン著『社会変革のシナリオ・プランニング ‐対立を乗り越え、ともに難題を解決する』
ピーター・センゲ著『学習する組織 ‐システム思考で未来を創造する』
ドネラ・メドウズ著『世界はシステムで動く ‐いま起きていることの本質をつかむ考え方』
デイヴィッド・ストロー著『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』

吉原史郎氏

Natural Organizations Lab(株)共同創業者
ピーター・カーニック著書『30 Lies About Money』監訳者(2024年冬出版予定)
日本初のピーター・カーニックの「ライフから生まれるソース・プリンシプル&マネーワーク」PKSプラクティショナー(2023年にトム・ニクソンから「The Done Process(完了プロセス)」を受ける)。The Done Processは人生を共有し合う者同士の深い繋がりから起きるプロセスであり、一般的なライセンスとは異なっている。

循環畑を通じて芽生える「野菜は自然と育つ」という意識のもと、「いのちの循環」の視点から経営を再考案する取り組みを実践。また、「循環の暮らし」を土台とする哲学も探究している。神戸大学経営学部卒業後、事業再生下でのリゾートホテル経営、三菱UFJリサーチ&コンサルティングを経て、NOL創業。 『ティール組織』(英治出版)の原著『Reinventing Organizations(組織の再考案、以下RO)』を2015年に日本で初めて要約、2018年から著者フレデリック・ラルーと親交を深め、著書『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』を出版。「ティール組織 with 循環畑」の実践は、世界のROコミュニティーから出版された書籍『Adventures in Reinventing Work(働き方を再考案する冒険)』にも紹介された。

2022年に「ライフから生まれるソース・プリンシプル」提唱者のピーター・カーニックから直接その源泉を学び、日本初の「ライフから生まれるソース・プリンシプル&マネーワーク」PKSプラクティショナーとなる。ピーター・カーニックの著書『30 Lies About Money』を監訳・翻訳中。日本においても、ライフから生まれるソース・プリンシプルとマネーワークの「The Done Process(完了プロセス)」を経た「PKSプラクティショナー達の集い(オリジナルマスタークラス)」を主催し、ピーター・カーニックやトム・ニクソンを含む海外との協働探究を進めている。

著書:『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』(大和出版)
翻訳書:『自主経営組織のはじめ方(2020年)』(英治出版)/ 『[新訳]HOLACRACY(ホラクラシー)(2023年)』(英治出版)

小野義直氏

株式会社アンド 代表取締役

商品・事業開発、組織・人材開発などの現場に溢れる問題から解決すべき課題を抽出し、解決に必要なプランニングを支援する探究コーチです。エグゼクティブやプロジェクトチームが創造性を発揮できるよう、「答え」よりも「問い」を大切にし、対話や共創を促して新たな可能性を引き出します。

課題解決の経験を基に、10年前から高校の探究学習の専任講師として高校教育にも携わっています。高校生には、自分の頭で深く考え、批判的かつ客観的に判断し、行動すること、そして探究活動を通して自分の大好きなことを見つけることの大切さを伝えています。

「種をあたためる人」として、種から発芽する生命の神秘と不思議に触れ、土を夢中で掘り没頭することで自身を解放し、感性と直感力を磨いています。

著書に「ビジネスフレームワーク図鑑」と「思考法図鑑」(共に翔泳社から出版)があり、これらの書籍の元になっている探究・プランニングに関する情報サイト「探究.com」を運営しています。また、ピーター・カーニック著「30 Lies About Money」の監訳も担当し、2024年冬に出版予定です。

矢萩大輔

有限会社人事・労務 代表取締役
社会保険労務士
一般社団法人日本ES開発協会 会長
903シティーファーム推進協議会 理事長  

1995年に都内最年少で社会保険労務士として開業。その後、「ES組織づくりの有限会社人事・労務」として1998年に立ち上げ、現在、400社以上の顧問先を抱えるリーディングオフィスとして注目を集める。2004年に「日本の未来の”はたらく”を考える」を掲げ、CSR活動をスタート後、一般社団法人日本ES開発協会を設立。年一度、日光街道143kmを舞台に繰り広げるイベント「日光街道太陽のもとのてらこや」は、今年で15回目となる。

2011年に農園をスタート後、「下町の農と食で地域をつなぐ」を掲げる、903シティファーム推進協議会を立ち上げ、2020年にボランタリーで運営する田心カフェをオープン。出資・意思決定・従事の三位一体の経営の実践が注目され、ワーカーズコープ準加盟団体となる。現在は、農や食を通じて命のつながりを中心に置いた、地域社会そしてこれからのコミュニティづくりに取り組み、主催する「よみがえれ!浅草田圃プロジェクト」は、文部科学省の令和4年度青少年体験活動推進事業の文部科学大臣賞を受賞。また、2021年、“ウェルビーング×フィジカル”が合言葉の「ウェルファイアカデミー」を開講し、身体性の伴った幸福感ある起業を志す者のコミュニティを推進。

2023年10月、12冊目の書籍『コミュニティ経営のすすめ』を発刊。他、『小さな会社の働き方改革対応版 就業規則が自分でできる本』『ESクレドを使った組織改革』などの出版を手掛ける。はたらくの再発見、“場”としての会社を探求する最中である。

金野美香

有限会社人事・労務 ヘッドESコンサルタント
厚生労働省認定CDA(キャリアデベロップメント・アドバイザー)
一般社団法人 日本ES開発協会 代表理事

福島大学行政社会学部卒業後、有限会社人事・労務にて、日本初のES(人間性尊重経営)コンサルタントとして、企業をはじめ、大学、商工団体で講師を務めるなど幅広く活動する。

“会社と社員の懸け橋”という信念のもと、介護事業所や福祉施設、製造業、サービス業などさまざまな中小企業でのクレドづくり・ES組織開発に取り組む。また、「日本の未来の“はたらくカタチ”をつくる」をテーマに、社員一人ひとりが地域社会との接点を持ち共感資本を高めるための活動を推進。自律心高い越境人材の育成や地域活動プロジェクトの運営などに力を入れ、ESを軸にコミュニティ経営の視点を中小企業で実践し、高い評価を得る。宮城県仙台市生まれ。「東北の土地の記憶を知ること」「働く犬の研究」がライフワーク。

オンラインモデレーター

石野慧太氏

Transit Caravan 代表
大学卒業後、IT系上場企業にてキャリアをスタート。その後、 独立し、約10年に渡り様々な小さな教育系企業(設立3年〜 50年)の第2創業、新規事業立ち上げ等、「組織の転機・創造」 に関わり続ける。途中、 ハワイ島のオーガニックファームでの生活、 フィリピンと日本のデュアルライフ等、 多様なライフスタイルを経験する。 ㅤ

2018年に書籍「ティール組織」 と出会い共鳴したことから関連する経営にまつわる探究実践をスタ ート。会社組織、参加型コミュニティ、 外部からの支援者といった様々なフィールド・ 立場から経験を積んでいる。
現在はその経験などを基に、 理念を体現している小さな会社の変容の伴走、共鳴・ 共感する叡智の伝道、 組織支援者が育ち合う環境づくりなどを行っている。

主催:有限会社人事・労務/JUNKANだいこん(社団法人考案中)

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